ダイエットや癌予防に効果があるとされている食材は数多くあります。その中でも、日本において急速に人気が広まっているのが「ノニ」です。ノニを詳しく知らないという方もいらっしゃるでしょう。

こちらでは、ノニについて詳しくご紹介します。

ノニとはオセアニアや東南アジア地方原産の植物で、学術名を「モリンダシトリフォリア」と言います。主に赤道近くにある環太平洋の島々に自生しています。ノニの実はフルーツですが、酵素やアミノ酸、ポリフェノール類などの栄養成分を多く含んでおり、ハーブフルーツとして現地では親しまれています。

自生している場所は、標高500m以下の火山地質の地域やさんご礁といった場所が挙げられます。ノニは非常に丈夫な植物であり、厳しい条件下であっても繁殖することができます。活火山周辺の花崗岩や塩分が含まれている水溜りの中、環礁の沿岸地帯、やぶの多い土地など様々な条件下であっても繁殖するようです。その一方、寒さには非常に弱く気温が12度を下回ると枯れてしまいます。そのため、日本では栽培が難しいとされています。

ポリネシア地方は「ハーブの宝庫」として知られており、大自然が育んだ植物が豊富にあります。その中でもノニは他の植物よりも様々な栄養成分を多く含んでいるため、「ハーブの女王」としてこれまで多くの人々に愛用されてきたようです。

栄養価と有用性の高いノニから抽出されたノニのジュースは、近年日本においても注目されています。味は独特ですが、健康維持には最適な健康補助飲料なので、毎日の健康法として取り入れると良いでしょう。